中学校の漢字も「ミチムラ式」がオススメな理由(予約注文受付中)

 ミチムラ式漢字カードの中学校編が2022年3月に発売決定!

 本来は2020年のうちにリリースするつもりだったのですが、製作が遅れに遅れて2年もお待たせしてすみません。

 現在、オンラインショップで予約注文を受付中です。

 予約受付期間中は、4,980円(定価)から20%OFF3,980円でご注文いただけます。

中学校編の漢字カードが新しくなります

 新しい中学校編の漢字カードは、従来版から現行の小学校編の漢字カードと同様のデザインにリニューアルいたします。

 カラー刷りになって、部品の組み合わせをわかりやすく表示できるようになりました。

 また、中学校編の漢字カードは全面的に「UDデジタル教科書体Pro」を採用しています。

 しかも、筆順フォントも「UDデジタル教科書体」になります(フォント会社のモリサワが2021年11月にリリース予定)。

 おかげで、従来版の漢字カードよりかなり見やすくなっています。

※ 当初は2021年春のリリースを予定していた中学校編の漢字カードですが、コロナ禍の影響で製作が大幅に遅れてしまいました。申し訳ありません。



 

 また、小学校編の漢字カードと同様に裏面のデザインも変更して、ひと目で読み方がわかります。

 また、カード下段に記載する言葉群の見直しも進めています。

 下段に記載する言葉は、単語親密度データベース(NTTデータ)で親密度の高い言葉を選んでいます。

 つまり、漢字一字に対してなじみが深い言葉、より多くの方が認識できる言葉で、テレビや新聞などの活字媒体でよく使われる言葉と言い換えてもよいでしょう。


 小学校で習う漢字と比べて、中学校で習う漢字を使う言葉はとても少ないです。

 もちろん言葉の意味や使い方は難しく、かなりレベルアップしますが、ここに記載している言葉をすべて理解し、覚えてほしいということではありません。

 漢字によってはほぼ使わないような言葉もありますが、こうした言葉を見たことがある、聞いたことがある、という状態にしておくことが大事です。高校や大学はもちろん、社会に出てからきっと役立ちます。

 また、小学校編の漢字カードでは、裏面の読み方から表面の書き方が言えるかテストできるように、当該漢字をかな表記していますが、中学校で習う漢字は言葉を丸ごと読めることが大切なので、漢字で表記しています。

中学校の漢字もミチムラ式がオススメな理由

 中学校で習う漢字のうち72%は、小学3年生までに習った漢字に使われていた部品の組み合わせで書けます。

 上記で示した「壊」「獲」の2字はすべて小学校で習った漢字に使われていた部品の組み合わせです。

中学漢字の72%は小3レベルの組み合わせ

 下の表は、中学校で習う全1,110字を小学校の学年レベルに分類したものです。

 ※ 画像化しているため細かい部分は読めないと思いますが、意図するところが伝わればOKです。

 例えば、上記で示した「壊」「獲」の2字はどちらも小学校で習った漢字に使われていた部品の組み合わせで書ける字ですが、「衣」は4年漢字なので「壊」は4年生レベル、「けものへん」は5年漢字の「独」と「犯」に登場するので「獲」は5年生レベルに分類しました。

 こうして中学で習う1,110字を1字ずつ分類していくと、そのほとんどが小2、小3レベルに分類されることがハッキリします。

道村静江

この表を作るのは、けっこう大変なんですよ。苦労しました。。。

 小学校高学年レベルの組み合わせは1,110字のうち240字(21.6%)、中学校で初めて登場する基本漢字や部品を使う字(彙、瓶、鬱など)はたったの75字(6.8%)しかありません。

 この表で伝えたいのは、小学校の漢字をミチムラ式で取り組んだ方なら中学校の漢字が難しいとは感じないはず、ということです。

 なぜなら、難しそうに見える中学校の漢字も、そのほとんどは知っている部品の組み合わせで書けてしまうからです。

 つまり、中学校で習う漢字も小学校高学年の漢字の覚え方と同じです。

4年生〜6年生で取り組む漢字の覚え方・教え方

 小学3年までに登場する、漢字のよく使われる基本漢字や主要な部品が書けるようになっていれば、あとは組み合わせ方を覚えるだけです。

 何度も書いて覚えようとする必要はありません。

 小学校高学年と同様に書き学習はさっさと済ませ、字の意味や言葉を覚えたり、他の教科の学習に時間とエネルギーを使ってください。

書体、フォントにもこだわっています

 中学校編の漢字カードに使っている書体は、小学校編と同じく、見やすさと読みやすさに配慮して開発されたモリサワ(株)の「UDデジタル教科書体Pro」です。

 読みにくさを抱える方でも読みやすい、新しい時代のユニバーサルデザインな教科書体フォントです。

 さらに、書き順を示す書体にも「UDデジタル教科書体」の筆順フォントを採用します。

 おかげで画数の多い中学漢字の筆順を見やすく表示できるようになりました。

 また、小学校編と違って、カード左上に大きく示した漢字もUDデジタル教科書体で印刷します。

 小学校編の漢字カードは、学校の現場の様子に合わせて一般的な教科書体で印刷しています。

 しかし、漢字を覚えるステップに限って言えば、筆文字の要素が強い教科書体は時代に適していません。

 鉛筆やボールペンの硬筆に適した書体を見本にしたほうが、見やすくて覚えやすいからです。

道村静江

小学校ではとめ・はね・はらいを細かく注意する傾向にあるため、現場のニーズに合わせて従来の教科書体と似た書体を採用しています



 

中学校編の漢字カードは50音順です

 小学校編のミチムラ式漢字カードは、教科書会社3社に対応してそれぞれ教科書の新出順で学べるように漢字を並べていますが、中学校編の漢字カードはア行から始まる50音順です。

 というのも、中学校には学年毎の配当漢字が存在しないからです。

 教科書に提示される漢字は、学年も順番も教科書会社によってバラバラで統一されていません。

 個別に対応した漢字カードを作ろうとすると、製作コストおよび販売価格がとても上がってしまいます。

 小学校編と違って目的の漢字を探すのが大変かもしれませんが、どうぞご了承ください。

中学校で習う漢字は読めることが重要!

 中学で学ぶ漢字は1,110字です。多いですね。

 小学校で学ぶ1,026字を合わせて、小中の9年間で学ぶ合計2,136字が日常生活でよく使う常用漢字です。

道村静江

常用漢字は新聞や報道、活字媒体や公用文書で漢字を用いる時の目安とされていて、それ以外の字は基本的にかな表記されることが一般的です。そして、この常用漢字は小中9年間で学ぶこと、と規定されています。

 中学校を卒業するまでに、そんなに多くの漢字を読み書きできるようにしなければならないなんて、ゾッとしますよね。

 しかし、安心してください。

高校入試で中学漢字の書き問題は出題されません

 難関私立高校の入試問題は別かもしれませんが、公立高校の入試問題で中学漢字の書き問題は基本的に出題されません。

 ましてやマークシート方式がほとんどの大学入試問題では、漢字の書き問題は皆無。あったとしても選択式です。

 ミチムラ式漢字学習法では、漢字は書けるよりも、まずは読めることを大事にしましょうと訴えていますが、その根拠は中学校の学習指導要領にも書かれています。

文部科学省 中学校学習指導要領【国語編】(平成29年告示)解説 P103 より抜粋

 わかりにく文章なので簡単に要約すると、下記のようになります。

  • 中学で習う漢字を読めるようになりましょう
  • 小学校で習った漢字を書いて、文や文章の中で使えるようになりましょう

 ”中学で習う漢字を書けるようになりましょう”とは、どこにも書いてありません。

 中学校の3年間で、「小学校で習った漢字を文や文章の中で使い慣れること」が目標とされています。

 だから、公立高校の入試で中学漢字の書き問題は基本的に出題されないのです。

 実際の高校入試問題を見てみましょう。

令和3年度 神奈川県立高校 共通選抜 学力検査問題より抜粋

 漢字の読み方を問う問題は中学漢字の範囲ですが、神奈川県の公立高校入試問題はテスト用紙に漢字を書く必要がない選択式です。

 近年は、漢字を書かせずに選択させる問題が多くなりました。

 「イコウ=遺稿」はちょっとレベルが高いかもしれませんが、問われている漢字は6年生の漢字が2問、4年生と3年生の漢字が各1問です。中学校で習う漢字は問われていません。

 カタカナで書かれた言葉の中には中学漢字も多く使われていますが、言葉と意味をなんとなく知っていれば、漢字を書けなくても正解は選べそうです。

 だからといって、漢字を書けないでもいいですよ、と言いたいわけではありません

 小中9年間で学ぶ常用漢字はすらすらと書けたほうがよいですし、実際に日常生活でよく使う言葉に使われている漢字が多いです。

 入試に限って言えば、実際に書けたほうが上記の問題も確実に正解できます。

 しかし、漢字を書くのが苦手、文字を書くことに困難さがあるケースでは、書けるために練習する弊害のほうが大きい場合が多々あるので、非難されるのを覚悟で「漢字は書けるよりも読めることが重要」と言っています。

 とくに小学生の時は、苦手な漢字をひたすら書かされて、勉強が嫌い、勉強への意欲そのものを失ってしまう弊害が本当に大きいのです。

 漢字を覚えるのが苦手な子どもに苦行を強いて、学校や勉強を嫌いにさせるくらいなら、「漢字は書けなくてもいい、読めればOK」と割り切ることも必要です。

 なぜなら、ひと昔前と違ってスマホやPCなどのIT端末を活用すれば、日常生活で漢字を書けなくて困る場面はどんどんと減っているからです。

 上記で示したように、あまり漢字を書けなくても高校や大学入試はクリア可能です。

 ただし、漢字をしっかり読めて、言葉を知っている必要はあります。

 読めない、言葉を知らない状態では、国語だけでなく他の科目でも本来の実力を発揮できません。

 そのためにも、中学校では小学校の時とは意識を変えて、言葉を増やす漢字学習に取り組みましょう。

特性があって読むことに困難さがある場合は、高校入試で特別配慮を申請することができます。中学校の先生とよく相談なさってください。

中学校での漢字学習の取り組み方

 まず初めに、中学校の国語の授業で漢字を教える時間はありません。

 基本的に自学自習で学ぶスタイルです。

 小学校の漢字をミチムラ式で取り組んだ子は、中学漢字もミチムラ式で覚えていきましょう。

 前述したように、中学漢字こそ部品の組み合わせで覚えたほうが効率的だからです。

 漢字を書いたり覚えたりするのが苦手でも、部品の組み合わせで漢字を認識できるようになれば、漢字を読める、言葉の意味がわかる、漢字を使い分けられるように導きやすいです。

 中学漢字は同音異字も多いですが、「壊・懐」、「穫・獲」、「渇・喝・褐」のように部品が1つだけ異なる字が多く登場します。

 こうした漢字郡は多くの大人も使い分けに悩む字ですが、部品の組み合わせで覚えるミチムラ式なら、よく似た字の違いもはっきりとインプットできます。

 たとえば、小学校で「のぎへん」=「稲の穂が垂れている様子」、「けものへん」=「犬を描いた、けものに関係する」ことがインプットされていれば、「穫」と「獲」の使い分けにも気をつけられます。

 ちなみに、これらの字に使われている部品はすべて小学校ですでに習っていて、何度も書いているはずです。

 部品の名前と形がインプットされていれば、練習しなくてもさっと書ける子は多いです。

ミチムラ式漢字カードの部品カードから

 このスタイルで新しい漢字を認識して読めるようになったら、その漢字が使われていて知っている言葉を増やしましょう。

 読書を通して自然と語彙を増やしていければ本人も苦労せずに言葉が増えていきますが、読書が苦手、嫌い、というケースもあると思います。

 そうした場合でも、漢字カードの裏面に書いた言葉の意味がわかるように導きましょう。

 それらの言葉に使われている漢字のほとんどは小学校で習った漢字ですし、そこに使われている漢字が高校入試にも出題されます。

 加えて、国語の試験だけでなく、理科や社会の試験でも難しい言葉は多く登場するので、まずはしっかり読めるようにしましょう。

 「漢字の勉強=書く」という常識にとらわれず、効率的に中学漢字をクリアしていってください。

 小学校の漢字に登場する部品の意味や組み合わせの意味は、電子書籍の漢字eブックで解説しています。

 また、漢字eブックの大人用サンプルで「鬱」と「醸」のコンテンツを作成したので、閲覧可能な方はぜひ読んでみてください。

漢字eブックのサンプル(大人用)

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