4〜6年の高学年で習う漢字の82%が3年生までの基本漢字と部品の組み合わせで書ける字です。新しい部品もほとんど出てきません。ミチムラ式の覚え方なら、4年生以降は3年生までに習った漢字の部分を組み合わせれば書ける字がほとんどなので、高学年の漢字がとても覚えやすいです。
3年生までは「基本漢字」と「部品」がたくさん出てきますが、4年生以降はグッと少なくなります。
つまり、3年生までに習う基本漢字が書けるようになっていて、部品の名前と形を覚えたら、あとはそれらの組み合わせで書ける漢字がほとんどだということです。
漢字カードに同封する案内にも掲載している下図のグレーになっている部分が、「基本漢字」と「部品」で書ける漢字です。
4年生以降は、ほとんどが組み合わせで書ける字だということがわかると思います。
上図の基本漢字と部品が登場する学年は下記のとおりです。
1年生と2年生は基本漢字が多いです。
「鳥・馬・食・角」などを除けば、多くは3年生までの学習で書けるようになっているものばかりだと思います。
基本漢字の右列は上の学年の配当漢字だけど、下の学年で習う漢字の一部に使われている逆配当漢字です。
これらをながめてみると、子ども自身も「書ける!」と思えるでしょう。
2年生と3年生は部品が多く登場しますが、2年生と3年生で習う配当漢字の総数に比べたら、5分の1もありません。
そして、4年生以降は基本漢字と部品の数が極端に少なくなっているのがわかると思います。
高学年になって「漢字がむずかしくなった!覚えられない!」と逃げ回るのは、実にもったいないことです。
その場合は、漢字一字一字を繰り返し復習するより、1〜3年生で登場する部品だけを復習してみましょう。
漢字を分解・合成の視点で見られるようにすることが復活する一番の近道です。
決して、繰り返し書いて練習することではありません。
中学校で習う漢字は、小学校6年間で習う1,026字より多い1,110字もありますが、そのうち約72%の795字が小学3年生までに出てくる基本漢字と部品の組み合わせで書ける漢字です。
だから、部品の組み合わせで漢字を覚えるようにすると、4年生以降の覚えるスピードがグッと上がって、漢字の意味もスッと入るようになるので、ラクに覚えられるようになります。
カタカナの組み合わせで書ける中学漢字
江叱侶呂(4字)
小学1年生で習う漢字の組み合わせ(中学漢字)
亜萎韻唄炎宴鉛旺佳架蚊塊潰垣較嚇轄汗肝喚寛軌鬼嗅凶亨峡脅暁串繰渓蛍拳軒繭枯貢絞綱魂采砕宰債索咲旨脂侍叱蛇臭汁充銃獣塾盾如晶辛尋是姓脊仙腺潜桑曽爽僧燥霜藻贈促妥胎替卓但棚丹旦胆淡畜蓄嘲朕鎮漬呈亭貞偵堤填吐妬峠突曇虹培賠伯泊漠鉢斑蛮卑碑肘苗浮符封伏噴墳募奉俸崩冒朴睦勃膜冥銘紋冶幽湧融妖沃雷硫了僚寮瞭累賄脇枠(152字)
小学2年生で習う漢字の組み合わせ(中学漢字)
曖嵐椅維壱咽姻淫江影鋭閲縁翁奥臆穏苛嫁暇寡箇稼介崖涯柿穫且釜刈冠患貫敢閑勧歓緩還環含玩頑企伎忌奇祈輝騎宜吉喫詰況矯巾斤菌琴錦吟刑茎契恵啓傾継詣憩鶏鯨桁肩倹剣圏献懸玄弦舷雇誇鼓錮顧攻肯候洪喉項稿衡剛傲豪克込頃婚沙唆詐鎖彩催削刹傘斬暫祉肢施紫雌賜慈軸赦斜煮寂朱殊珠呪囚舟愁渋叔淑粛俊巡准循潤緒叙徐升召床肖尚昇沼宵称渉紹訟掌焦硝粧詔彰償礁鐘畳殖触芯侵浸診審薪刃尽須吹炊粋遂穂杉征凄請斥析隻窃占扇栓煎詮漸租粗訴双騒俗遜汰駄怠堆滝託濯諾脱奪誰壇恥致稚緻逐窒駐弔彫貼超徴聴懲珍椎塚鶴訂逓溺哲徹斗途塗賭奴怒到倒凍唐塔搭棟筒稲謄闘騰洞胴瞳督篤豚貪謎軟妊忍寧粘罵迫舶薄縛箸罰伴畔煩頒繁藩妃罷微賓頻敏訃赴腐敷侮幅沸紛雰丙併柄幣弊蔽簿芳倣峰蜂坊妨房肪剖紡傍帽膨頬墨奔翻麻摩磨魔昧埋又漫魅妙娘黙弥闇喩諭唯悠雄憂誉庸溶謡翼羅絡欄璃離竜粒涼糧厘涙塁励戻鈴零暦劣烈恋錬炉賂露弄浪楼湾(376字)
小学3年生で習う漢字の組み合わせ(中学漢字)
哀挨握扱依威畏尉慰逸芋陰隠詠疫越援艶汚欧殴卸靴拐皆楷諧蓋殻郭隔顎掛括陥換棺款亀棋欺却脚及朽窮御挟駆屈掘窟勲薫掲隙撃遣鍵股碁孔巧郊控酵拷酷毘痕挫塞歳酢搾錯拶撮擦恣摯諮疾執嫉漆遮酌釈腫趣酬醜遵庶匠抄症祥詳衝剰壌嬢譲醸錠拭飾嘱辱尻伸津唇娠振紳震陣帥衰酔随枢崇据瀬牲逝誓醒戚跡拙摂羨鮮膳繕阻措捜挿掃曹喪痩葬遭槽踪捉堕泰袋択沢拓嘆綻遅痴秩嫡抽衷酎澄勅捗陳墜坪廷抵邸艇泥摘滴迭撤殿渡盗陶痘踏藤匿那尼弐尿捻濃把婆排廃輩陪拍剥爆抜般販搬盤彼披疲扉避尾眉膝匹描扶附払塀壁璧癖蔑邦褒縫僕撲没堀盆抹滅免麺茂躍癒与揚揺瘍踊窯拉頼酪辣吏痢履隆侶陵療齢裂呂郎廊漏(267字)